あいさつ【by北村宣晃(師父親鸞)】
こんにちは、北村宣晃(師父親鸞)です。
今回は「あいさつ」についてお話します。
社内でのあいさつ
まずは基本的なところから確認していきましょう。
- 出社時:「おはようございます」
- 退社時:「お疲れさまでした」
- 帰社時:「ただいま戻りました」
- 外出時:「行ってまいります」
- 頼まれ事:「かしこまりました」
- 頼み事:「お手数ですがよろしくお願いします」
あまりに当たり前なことですが、基本的なあいさつなので確認しておきましょう。
社内ですれ違った際のあいさつ
上司・先輩
軽く会釈をして「おはようございます」「お疲れ様です」とあいさつをしましょう。
歩きながらや作業をしながらのあいさつは失礼に当たりますのでご法度です。
重役・重要な来客
脇によけて立ち止まった状態で会釈・あいさつをしましょう。
相手が通り過ぎるまでは立ち止まっているのがマナーです。
一般の来客
知らない方に対しても軽く会釈はしましょう。
知り合いであれば「こんにちは」と一声かけるのもよいです。
他の部署の方
会釈をして「お疲れ様です」と声をかけましょう。
社外で使うこんなあいさつ
個人的な話を切り出したいとき
「私事で恐縮ですが」「個人的な話ですけれども」
質問をしたいとき
「つかぬ事を伺いますが」「この点はどうなさいますか」
相手を何かに誘いたいとき
「お忙しいでしょうけれども、ぜひ……」
相手を思いやった言葉をかけるとき
「とても他人事とは思えません」
遅刻をしてしまったとき
「大変お待たせして申し訳ございません」
約束を変更したいとき
「まことに勝手なお願いで申し訳ありませんが」
約束を破棄したいとき
「申し訳ございませんが、この話はなかったことに」
おじぎについて
おじぎをするにあたっていくつか注意点があります。
- 言葉を述べてから頭を下げる
- 相手が忙しくないタイミングでする
- 相手より先んじてあいさつする
- 頭を相手より下げておじぎをする
なおおじぎの仕方によっては悪い印象を与えることがありますので以下の点に気をつけましょう。
- 作業などをしながらのおじぎ
- 首だけを何度も上下させるおじぎ
- 歩きながらのおじぎ
おじぎの種類について
おじぎは相手の役職などの立場によって帰るのが作法です。
役職の高い方が相手であればあるほどおじぎには慎重にするのが賢明です。
会釈(上図左)
同僚とすれ違うとき、人の前を通過するときに使います。
上半身の角度はおよそ15度です。
敬礼(上図中央)
上司と接するとき、来客の送迎、他社訪問時など最も使用頻度の高いおじぎになります。
上半身の角度はおよそ30度です。
最敬礼(上図右)
感謝・謝罪、重役に対して使います。
上半身の角度は45度で、頭は2秒ほどたったら上げるように心がけましょう。
【執筆者:北村宣晃】