名刺交換【by北村宣晃(師父親鸞)】
こんにちは、北村宣晃(師父親鸞)です。
今回は正しい「名刺交換」についてお話します。
【目次】
わたしも正しい名刺交換の作法、といわれると正直自信がない方の人間です。
なので私なりに色々調べて以下にまとめてみました。
私の場合仕事柄、そう頻繁に名刺交換する機会はなさそうなのですが……
名刺交換のNG
- 名刺交換の際に相手を待たせてしまう
- 座ったまま名刺を受け取ってしまう
- 尻ポケットから名刺を取り出す
- 相手の名刺を雑に扱う
- 名刺が汚れている、そもそも名刺が切れている
私は3番はあまり意識したことがなかったのです。
今後気をつけようと思います。
これがNGな理由は、自分の分身である名刺を尻に敷くことが自分自身の価値を卑下しているから、ということらしいです。
ですがそれ以前に相手に対してもなんとなく無作法なんだろうな、ということでもあるんでしょうね。
名刺切れの時は
あってはならないことですが、万が一の場合は郵送で対応するしかありません。
- 「名刺を切らしておりまして」と一言わびる
- その上で相手の名刺は丁寧に頂戴しておく
- 帰社後すぐに詫び状を添えて名刺を郵送する
名刺切れの対応に関しては以下のサイトに細かく掲載されていますのでぜひご覧ください。
名刺を忘れてしまった!うっかりさんのためのお詫び対応術 - 名刺管理アプリ・ソフト選びで働き方を変える!
※↑↑↑ 上記画像引用元
名刺の渡し方
ここからが重要です。
基本的に立場が下の者から先に差し出します。
ただし訪問した場合は立場に関係なく訪問者から名刺を渡してください。
名刺入れはあらかじめ手元に用意しておきましょう。
名刺を渡すときは、
- 相手の目を見ながら
- 名刺の向きは相手からみて正面
- 会社・役職・名前を伝える
- 軽くお辞儀をする
受け取るときは、
- 「頂戴いたします」と一言
- 受け取った名刺は胸より上の位置をキープ
- 「○○様ですね?」と復唱する
同時に交換する場合
自分の名刺を右手で差し出して、相手の名刺を左手で受け取りましょう。
因みに訪問者(あるいは下の立場の人間)の名刺をやや下にするのが礼儀だそうです。
また目下の人間は相手より先に名刺を受け取るのはマナー違反だそうです。
下の画像では左側の女性の名刺のほうが下にあるので上下関係がわかりますね。
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もっとも丁寧な受け取り方
両手で受け取るのがもっとも礼儀正しい作法です。
そのときに「○○さまですね」と名前を確認することを忘れずに。
ちなみに受け取るときに自分の指が名刺の文字にかからないように名刺の両端を持つように気をつけてください。
交換した後は
名刺はすぐにはしまわず、机の上においておきましょう。
置く場所は自分から見て左側の名刺入れの上です。
渡す相手が複数いる場合
基本的に役職が上の人から順に渡します。
もしこちら側も複数いた場合は、役職の高い人同士から名刺交換を始めて、順繰りに進んだら立場の下の者が最後に名刺交換をして終了します。
因みに受け取った名刺が複数ある場合の名刺の置き場所ですが、名刺カードの上におくのは一番役職の高い人で、以降は一列に並べておけば問題ないです。
【執筆者:北村宣晃】